富士山がコンビニの上に載っているように見える人気スポットに幕を設置していい写真をとれなくする措置が実施されました。
なぜここまでするに至ったのかを調べてみたいと思います。
また解決策はないのか思いつく範囲で考えてみたいと思います。
幕を設置するのには交通事故のリスクが背景である
この光景を撮影するために、多くの観光客がコンビニ周辺に集まり、道路を横断するなどして写真を撮ることが日常化していました。
状況からわかるように観光客が写真を撮るために道路を横断する行動が危険であり、交通事故のリスクが高まっていました。
また、コンビニの利用者や地元住民にとっても迷惑な状況が続いていました。
ゆえに町は安全対策として、富士山が見えなくなるようにする幕の設置や、観光客が道路を横断するのを防ぐための柵の設置を決定をしたということですね。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_rHHuvQw1Jt-150x150.png)
事故が起こりそうなのがわかっているのに何も対策しないのはそれはそれで大問題でしたからね。映像で車がすごく気を使って運転しているのも見ましたし、、、
この撮影スポットの現状は?
問題の場所は
山梨県富士河口湖町の「ローソン河口湖駅前店」
富士山がコンビニの上に乗ったように見えるとSNSで話題になりました。
幕を設置しても新たな問題が
代わりの近くのコンビニで観光バスが乗りつけていて同じような現象が起きています。
これはいたちごっこになる可能性があります。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_sQMG42bI8v-150x150.png)
観光会社にも問題があると思いますし、新しい被害地域がでるだけではと思ってしまいます。
どのような対策が考えられる?
代わりとなる撮影スポットの提供
町内の別の安全な場所に、新しい撮影スポットを設置し、そこから富士山を見られるようにすることを提案してはどうでしょう。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_2JHfzOtMkz-150x150.png)
料金をとってより良いサービスを提供する形でもいいかもしれませんね。
案内板や観光案内所で新しい撮影スポットを積極的に案内し、観光客を誘導することもいいかもしれません。これにより場所を限定させ管理がしやすくなるかもしれません。
観光客への事前案内
ウェブサイトやSNSを活用して、観光客に事前に幕や柵の設置について知らせるとともに、安全な撮影スポットの情報を提供してみてはどうでしょう。
今回のも発信がSNSでしたからね。
旅行会社や観光ガイドとも連携し、観光客が事前に適切な情報を得られるようにすることも大事です。
旅行会社にも情報共有することでマナー・ルールを守ることを周知して無駄な移動を減らし、住民の生活を守るのも大事ですよね。
他の観光場所もおすすめする
富士山だけでなく、富士河口湖町の他の魅力を紹介し、人を分散させる提案はどうでしょう。
富士山以外の見どころをつくり強調します。
とにかく観光客の分散を促し一か所に集中させない施策が大事かと思います。
対策の補足
上記に伴って交通安全対策の強化も必要です
多様化分散化すれば観光客の安全を確保するために、道路の横断が多発する場所に歩道橋や信号機を設置することを検討しなくてはいけないことも起こるかもしれません。
また警備員やボランティアを配置し、観光客の安全な移動をサポートを考えてみることも迫られることも考えられます。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_sQMG42bI8v-150x150.png)
これは資金が必要になるので理解を得られるまでの努力は大変そうですが、、、、、
考えていかなくてはいけませんね。
地域住民との対話と協力
地域住民と定期的に対話を行い、観光施策について意見を聞く場を設け、住民の意見を取り入れながら、観光政策を進めることが重要です。上記の安全に関してもここで相談が必要になります。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_rHHuvQw1Jt-150x150.png)
住民の生活もありますから負担をくみ取ってあげなければ協力体制を築いていけませんからね。
またこれをきっかけに観光収入の減少があるかもしれません。それを防ぐため、地域の商業施設や宿泊施設と協力し、地域経済を活性化するための新たなプランを立てる必要もあると思います。
![](https://partshufu.com/wp-content/uploads/2024/05/easy-peasy_sQMG42bI8v-150x150.png)
今回の対策で観光客が減少して地域に不利益が発生してはそれはそれで問題ですからね。
これらの対策を組み合わせることで、観光客の安全を確保しながら、地域経済や住民生活に対する影響を最小限に抑えることをしていかなくてはいけませんね。
言うのは簡単ですが実行するのはとても大変で難しいことは書いていて私は感じました。
追記
幕の設置後に穴をかける行為が横行しています。
その穴からスマートフォンを当てて撮影を試みる行為が増えているということです。
ただ危険な横断行為がほぼなくなった点についてはある一定の役割を果たしているのではないでしょうか。
参照元 讀賣新聞オンライン 「コンビニ富士」の幕に穴、設置翌日から日に日に増加…富士河口湖町「モラル守って」
まとめ
今回は富士山とコンビニというコンテンツでの問題でしたが、日本全国にもこのようなオーバーツーリズム対策が必要なところがあると思います。
住民と観光客が双方にとって良い関係が築いていかないと長続きしませんよね。
これからはこのようなことが起こらないような対策が早め早めに必要になると思います。
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