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【基準見直しが必要?】ふるさと納税返礼品の問題点は?「松阪牛」中止の例も

つくし 話題

三重・四日市が行っているふるさと納税返礼品「松阪牛」が取りやめの事態になったみたいです。

なぜこういう事態になってしまったのかわからないですよね。

そもそも今更ながらですがふるさと納税制度とはどういうものなのでしょうか?

私も実際にこれらのことは何もわかっていませんでした。

なので今回色々なところを調べてみました。

本記事ではこの問題が起こった出来事を解説します。

またふるさと納税制度の仕組みやそれによって行う行政の役割、そして制度の問題点を考え、あげていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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何故ふるさと納税返礼品「松坂牛」中止という事態が起こったのか

生産したところ以外で返礼品に設定するのに疑問の声が上がったことです。

松坂牛のブランド基準は満たしていましたが、

松坂市の市長から相談の電話があり生産者の声が届けられたみたいです。

また四日市に松坂牛の返礼品に対する問い合わせが殺到し提供事業者からも取り下げの申し出があったため今回の取りやめという事態に至ったみたいです。

制度的に問題がなくても地域住民からしたら生産区域以外で返礼品としていたらおかしいと思うかもしれませんね。
ブランドを守るというのは本当に大変なことだと思います。

のちに松坂市 市長が記者会見で感謝を述べています

そもそもふるさと納税とは?

次のような制度です。

この制度を導入することによって各自治体はどのような対応を迫られるのでしょうか?

行政運営の見直し

ふるさと納税制度の導入により、自治体の税収が減少することがあります。

寄附が多く集まる自治体と、寄附が少ない自治体が出てきては税収の影響が大きくなります。。

ふるさと納税制度で得た寄付金の使い道の適正化

ふるさと納税を通じて得た寄付金を地域のために繋げることが求められます。

また使い道を寄附者に透明に報告開示することも必要となると思います。

寄附者の信頼を損なえば次に影響がでますからね。

一部の自治体では、寄附金が本来の目的とは異なる用途に使われているとの批判が出ているところもあります。

魅力のある運営をしていかないと納税者は応援したいところに寄付をするということですよね

ふるさと納税の問題点は基準の見直しの時では?

応援したい地域に寄付や返礼品で話題となるふるさと納税制度ですが問題点は何でしょうか?

税収が地域によって格差が出る可能性

上記でも説明しましたが、ふるさと納税制度によって寄附が集まる自治体と、寄附がほとんど集まらない自治体との間で税収に大きな格差が生じる可能性があります。

それによって地域サービスの提供に支障が出ることがあるかもしれません。

場合によっては今までできていた行政サービスができなくなるというケースも出てくる可能性があるということです。結果として地域住民が困るということになってしまいます。

現に税収が減少して制度の見直しを訴えている自治体は多数存在します。

寄付金を目的とした返礼品競争

自治体間で寄付をしてもらおうと返礼品競争がおこり、返礼品の価値が寄附額の多くを占めるケースが出てくることもあります。(一応寄付金の3割までと決められていますが)

これは制度本来の趣旨である地域振興や納税者のふるさとへの貢献とは言えませんね。

返礼品の価値の割合が寄付金に対して大きくなって、行政資金が減少するのはおかしいですよね。

行政コストの増加

寄附金の管理や返礼品の発送など、ふるさと納税に関連する業務が増加するため、自治体の行政コストが増加します。寄付金以上にコストがかかれば意味がないですよね。

どの問題も税収が減少するリスクがあるということですね。

サービス低下の懸念があるということは住民にとっては深刻な問題になりますね。

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まとめ

今回のこの騒動でふるさと納税制度の問題を考える機会になりました。

寄付金を集めるために各地方自治体はアピールするのに必死になってるように思います。がそれによって色々と問題点が出てきているように思えます。

今一度納税制度の本来の意味を考え、制度の問題点を改善しなくてはいけないと感じました。

寄付をする方もまず自分たちが住んでいるところの行政運営が一番だと思います。そこも考える必要があると私は考えます。

すべては住民のためにならなくてはいけません。

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