立ち仕事をサポートすべく始まった「マイナビバイト」によるプロジェクト「座ってイイッスPROJECT」の専用椅子を試験導入というニュースに興味を持ちました。
皆さんは座って接客をする従業員を見てどう思いますか?ありですか?なしですか?
私は立って接客するのが普通だと思っていたので、最初は否定的に捉えていました。
プロジェクトの始動は立ったままの接客に疑問から始まっている
なぜこのようなプロジェクトが始まったのかというと
立ちっぱなしの仕事に座れる仕事の仕方を提案するプロジェクト
確かに座ったまま接客するのは失礼という考えから、立ったまま仕事をすることが慣習となっていた部分があると思います。
またこちらにはプロジェクト立ち上げに当たりおこなった実態調査の結果があり、なかなか興味深いものでした。
座って仕事することに関しては肯定的な意見が多い
現状パートアルバイトに接客中に椅子に座ることを許可している所は23.3%になっています。
これは多いかどうかはわかりませんね。職種にもよりますが、私は立って接客をするのが普通でした。
接客中に椅子に座れないことで業務にどんな影響が出たかの質問には
集中力が落ちミスをした、笑顔で接客できなくなった 、会話が雑になった等が挙げられています。
疲れてきたら人間こういう風になりますよね。
私は立って接客が普通でしたが疲れてきたら、こういう時はあったと思います。
何故接客中に椅子に座ることを導入しないのかは
お客さんからの印象悪化を防ぐためが多いです。(これがこの問題の大きな要因だと思います)
ただパート・アルバイトの方の65%は接客中に座りたいと思っています。
パート・アルバイトが接客中に椅子に座れないことで立ち仕事からくる肉体的な要因でやめてしまった経験がある人は19.7%となっています。
接客中に椅子に座ってもいいと思う雇用主は73.3%
雇用主・アルバイトそれぞれ、自身がお客さんの場合も79.7%が気にならない
私は見慣れていないので、違和感があるかもしれません。
ただ思い出したことで、私は接客をレジ業務主体で考えていたのですが、昔、映画館のチケット販売や、宝くじ売り場、旅行代理店等レジ業務以外などでは座って接客していることが多いと思いました。
でもなんとも思わなかったですね。
時と場所によって印象は違うのでしょうか?なのでこれだけ私は気にならないところがあったのに、違和感があると思い込んでいたことは考え直さなければいけないのかもしれません。
マイナビバイトチェアのモデルを確認しましたが、座るというより持たれかかる感じに近いでしょうか。
これなら違和感が少なくなるような印象を受けました。
補足
このプロジェクト以外にも食品スーパーのベルクが椅子の設置を独自で進めている例もあります。
まとめ
こう見ると椅子に座って接客する問題はかなり大きな問題であったのだと感じました。
やはり、アルバイト、パート従業員や接客に携わる人の多くが立ちっぱなしで、疲弊していたことがわかります。
これらのプロジェクトが広がって、少しでも疲弊する人が少なくなり、働く選択が増えればうれしいことです。
ただ、椅子が導入されることで、接客の見方は厳しくなる所もあると思いますので、そこは従業員も、会社も気を付けなければいけないところですよね。
これらの行動が従業員とお客さん双方にとってよりよいものになればイイですね。結果として、雇用主にかえってくるので、みんなが得をすることになりますからね。
皆さんは座って接客する人を見てどういう印象を受けますか?
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