プロボクシング男子の階級別体重
階級 | 制限体重(Kg) | ポンド表記 |
ヘビー級 | 90.72キロ以上 | 200ポンド以上 |
クルーザー級 | 90.72 | 200 |
ライトヘビー級 | 79.38 | 175 |
スーパーミドル級 | 76.20 | 168 |
ミドル級 | 72.57 | 160 |
スーパーウェルター級 (ジュニアミドル級) | 69.85 | 154 |
ウェルター級 | 66.68 | 147 |
スーパーライト級 (ジュニアウェルター級) | 63.50 | 140 |
ライト級 | 61.23 | 135 |
スーパーフェザー級 (ジュニアライト級) | 58.97 | 130 |
フェザー級 | 57.15 | 126 |
スーパーバンダム級 (ジュニアフェザー級) | 55.34 | 122 |
バンダム級 | 53.52 | 118 |
スーパーフライ級 (ジュニアバンダム級) | 52.16 | 115 |
フライ級 | 50.80 | 112 |
ライトフライ級 (ジュニアフライ級) | 48.97 | 108 |
ミニマム級 (ストロー級) | 47.62 | 105 |
*カッコ内は認定団体によって呼び名が変わるためです。制限体重は同じです。
2024年5月現在、井上選手が活動している階級は上記赤文字の階級です。
井上選手が初めて世界タイトルを取った階級がライトフライ級、その後フライ級は飛ばしてスーパーフライ級・バンダム級・スーパーバンダム級と4階級を制覇しています。(実質5階級)
プロボクシングのタイトル認定団体
世界の主要4団体と呼ばれるものは次のものです。
WBA | World Boxing Association | 世界ボクシング協会 | パナマを本拠地 |
WBC | World Boxing Council | 世界ボクシング評議会 | メキシコを本拠地 |
WBO | World Boxing Organization | 世界ボクシング機構 | プエルトリコを本拠地 |
IBF | International Boxing Federation | 国際ボクシング連盟 | アメリカを本拠地 |
それぞれの団体が上記の17階級の世界チャンピオンを認定しているわけです。(例外は
WBCはヘビー級とクルーザー級の間にブリッジャー級 200-224ポンド を新設したので18階級)
単純に世界チャンピオンが69人いるわけです。
1階級に4人チャンピオンがいること、これが一般の人をわかりにくくしている原因です。
私も最初は、認定団体は何のことか全くわかりませんでした。世界一を決めるのは一つの団体と勝手に思っていましたからね。
そのほかチャンピオンがケガなどで防衛戦ができない場合などでつくられる暫定王者や強くて格上げされるスーパー王者の例があり、この人数以上になります。
井上選手はスーパーバンダム級で上記の主要4団体のベルトを1人で持っているわけです。
世界では9人しか実現していません。そのうちの一人が井上選手です。(2024年5月現在)
また井上選手はバンダム級でも達成しているので2階級で主要4団体統一世界王者となっています。これは世界でも2人しか達成していません。
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