テレビで無印良品のインフラゼロハウスの特集をしていたので、
インフラ不要な住宅とは何だろうと不思議に思ってみていました。
インフラがなくてもホントにすべて賄えるのか?
実現するための設備はどんなのがあるのか?
価格は?
デメリットは?
これらを調べていきたいと思います。
生活ライフラインの届いてないところでも普通に生活ができる
こんなのが実現できたら、夢のような家ですね。
多くの人が興味があるのではないでしょうか?
無印のインフラゼロハウスは2つのユニット(棟)を組合わせたもの
無印のインフラゼロハウスは2つのユニット(棟)を組合わせたものからできています。
そしてトレーラーハウスとして作られているので、車検が必要で建物は車両としての制限があります。
また車両なので建築確認申請や固定資産税は必要ないという特徴があります。
ユーティリティ棟
蓄電池や水循環システムと給湯器機、キッチン関係製品、シャワー等の設備がある棟となります。
電気に関しては建物の外側に太陽光パネル(3kW)を設置しており、
集めたエネルギーを備え付けの蓄電池(24kWh)にためておくことで生活に必要な電力を準備します。
また衛星通信ができるアンテナや回線も設置することで
今の時代に必要不可欠なWi-Fi環境を確保しています。
これがなければ情報を取り込むことができませんし、
人によっては仕事ができないですからこれも重要な設備ですよね。
建物の中にはキッチン設備、シャワールームがあり生活するのには困りません。
ガスは使わないため、IHコンロとエコキュートを採用しています。
問題の水に関しては200ℓぐらいを蓄えていて水循環システムを使い浄化することによって
繰り返し使うことを可能にしています。
この設備によって、給水や排水がないってすごくないですか?
他には快適に過ごすためのエアコンの室外機も取り付けられています。
リビング棟
リビングやトイレがある棟です。太陽光パネル(1.5kW)蓄電池(15kWh)がこちらにもあります。
エアコン、照明機器の設備があり、
脚付きマットレスが2つとダイニングテーブルを置くことができるスペースがあります。
また高気密高断熱仕様なので、快適な生活空間が提供されています。
あとはテレビなど個人が必要なものを工夫して取り入れたりすればいいですよね。
トイレに関してはバイオトイレというものが採用されています。
これは水を一切使用しない微生物が入ったおがくずの力で処理するトイレです。
おがくずの交換の目安は1年とされています。
水を使わないトイレなんて驚きです。
またトイレットペーパーや生ごみを入れても一緒に分解してくれるみたいですね。
今まで見たことないトイレだけに不思議で仕方ありません。
無印良品インフラゼロハウスにはデメリットもある
上記色々な設備を解説してきましたが、もちろんデメリットもあります。
1 ユーティリティ棟の水循環システムは半分以上の面積を占めていて、
その分キッチン関係が狭くなっている
2 それぞれの棟が独立していて屋外を経由する必要がある。(冬は寒い?)
3 リビング棟は6.5畳程度で室内だけで生活するのにはやや狭め(2人が限界?)
2つの棟の間にウッドデッキを作ることを想定していて、それで空間を確保する考えらしい
4 悪天候が続くと電力不足になる
価格はまだ決まっていない
上記のデメリットを考えても「無印良品インフラゼロハウス」は、
第2住まいの位置づけなのかもしれません。
まだ試作型なのでどんどん改良されるとは思います。
そして販売価格はまだ決まっていないみたいです。
外のインフラに頼らない設備を充実させているので
普通のトレーラーハウスよりかはかなり高くなると予想されています。
参照元 住まいのかたち 環境に負荷をかけず、好きな場所に家を運ぼう。「インフラゼロハウス」の試作品第一号が完成しました
Impress Watch 無印「インフラゼロハウス」に行ってきた 上下水道・電気がなくても暮らせる
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は無印良品インフラゼロハウスの中身や値段について解説してきました。
中身に関しては、最新の設備を使うことによって
「インフラゼロでも暮らせる家」にかなり近いもので驚きました。
まだまだ改良されてよくなるものと思っています。
値段については出ていないので何とも調べられなかったのが申し訳ありませんでした。
参考元 株式会社Dream Project トレーラーハウスをお考えの方へ。まず、知っていただきたいこと
ただ上記のページを参考にさせていただくなら、よく似た間取りで、
そこから今回取り入れられてる太陽光設備や水循環設備、それらを使う設備、
ネット設備等が加算されていくのではないかと私は考えます。
あくまで素人の考えなので、まだ必要経費はあるとは思いますが、、、
その他にもトレーラーハウスなので、輸送に関する問題も多々あるので、
そこも考えなくてはいけませんね。
(誰がするのか?個人がするなら必要な資格は?)
(委託するなら費用は?)等ですね。
ただ自由がきく家は今までの常識を覆すものであり、家は不動産である概念の多くの人たちにとっては
魅力のあるものではないかと思います。
私もこのような家で色んなところに自由に暮らしてみたいものです。
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