様々な多くの話題作に出演し、
近年では大河ドラマの主演を務めるほどの人気俳優となった横浜流星さん。
俳優としての彼の凄さは多くの人の知るところですが、
そのためには役作りのためのストイックさが裏にあるようです。
何でも作品のために厳しいトレーニングを経て、プロボクサーのライセンスを持っているんですから。
横浜さんが主演をしたボクシングを題材にした映画がこちら
佐藤浩市さん演じる広岡仁一が横浜さん演じる黒木翔吾を世界へと導く話ですね。
興味のある方は一度見てみてはいかがでしょう?
横浜さんが演じる黒木翔吾という人物はこちら。
どこからどう見てもボクサーにしか見えませんね。
横浜さんは空手の世界大会を優勝した実績を持つ実力者であることは
多くの人が知っていることではあるとは思いますが、
その時の影響はもちろんあるでしょうが、構えもきちんと決まっているように見えますね。
プロボクサーのライセンスを持っている
そして横浜さんはこの作品のためにプロボクサーのライセンスを取得するという徹底ぶり。
この資格をもって、実際にプロボクサーとしてリングに立つことも可能となっています。
ライセンスを取るきっかけは
そもそも何故、横浜さんはプロライセンスを取得して作品に臨むことになったのでしょうか?
元々、横浜さんはこの世界に入らなければ、格闘家を目指していたそうです。
なので、この作品に出会えたことで夢を叶えることができるのが嬉しく出演を快諾したのですが、
一方で格闘技の厳しさを知っているからこそ、生半可な気持ちではできない覚悟と、
ボクシング・ボクサーへのリスペクトから形だけの演技にならないように
するために決断したことでした。
もちろん、今までのボクシング作品と違ったものと証明するための気持ちもあります。
参照元 東洋経済 横浜流星が語る「つねに厳しい道を選ぶ」深い理由
プロテストを受けるまで
それから撮影に入る前の2か月間、必死に猛練習をしたようです。
空手の経験があるので、ボクシング技術は別として、体の鍛え方は経験があったのかもしれません。
その成果がこちら
バッキバキですね。Σ(゚Д゚)
普通にプロボクサーと言われてもわかりません。
ただ、事務所とすれば大事な人気俳優であったため、心配であったでしょう。
横浜さんもプロテストがヘッドギア(頭部や顔を守る防具)なしのものであれば、
止められていた可能性があり、また絶対に怪我をしないという説得をして、
挑戦させてもらったみたいですから。💦
実際のプロテストでは対戦相手が、これからボクシングで生活していこうとしている選手なので、
本気で自分を倒そうと向かってくる気迫は何物にも代えがたい経験だったそうです。
試合のシーンも実際の試合の様子に合わせる徹底ぶり
ボクシングの世界戦では計量は前日に実施するので、実際の試合のシーンでも、
撮影前日には体重を役のフェザー級の57.15キロに合わせ、
そこからリカバリーして、撮影当日は60キロくらいに戻し、
プロボクサーと同じ気持ちになって臨んでいる気持ちの入りようです。
参照元 東洋経済 横浜流星が語る「つねに厳しい道を選ぶ」深い理由
取得したライセンスの種類は?
横浜さんが取得したボクシングライセンスはC級ライセンスといわれるもので、
ライセンスを取得するためには日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟する
ボクシングジムに所属する練習生であることが必要です。
ライセンス | 戦えるラウンド | 受験資格(満16歳から満34歳までの男女) | 受講料 | 昇格条件 |
A級 | 8回戦(8ラウンド以上) | アマチュアで特に秀でた成績を残した選手(特別枠) | ||
B級 | 6回戦(6ラウンド) | アマチュアで全日本ランキング10位以内相当の実績を有する者 | 11000円 | 2勝 |
C級 | 4回戦(4ラウンド) | アマチュア経験が少ない、あるいは経験のない者 | 11000円 | 4勝 |
横浜さんは一番下のライセンスとなります。
受験は筆記・実技・軽量・コミッションドクターによる検診等があります。
一番下と言っても侮るなかれ、プロテストに合格をするにはボクシングジムの会長曰く、
最低一年は継続して練習をしないと難しいみたいですね。
中には十分な練習期間を設けず、挑戦し、余りに酷くて止められた選手もいたようです。
もちろん経験者かどうかでその期間も変わってくるそうですが。
なので、空手の世界チャンプの横浜さんには経験が十分あり、短期間の合格となった訳ですね。
有名選手は?
ちなみにあの有名な井上尚弥選手はB級ライセンスを受験し、デビューは特例でA級でした。
那須川天心選手はB級ライセンスを受験していますね。
ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太さんはその実績からA級を受験・合格しています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は横浜流星さんのボクシング・プロライセンスについて解説してきました。
本人曰く、これがきっかけでプロボクシングをやってみたくはなったそうですが、
先述したようにボクサーで勝負している人の本気に失礼なため、その気持ちは抑えているようです。
実際にしたくなれば、役者をやめてから取り組むことを言っていますが、
それぐらいボクシング・ボクサーにリスペクトを表していることでしょう。
この経験が今後の役者生活に彼なら必ず生かすと思いますので、
これからのさらなる活躍に期待したいですね。
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